社団法人 日本テレワーク協会
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株式会社パソナグループ

誰もが自由に好きな仕事を選択でき、働く機会を得られることを目指す

第23回テレワーク推進賞 実践部門/奨励賞 受賞

2025年 日本テレワーク協会会員

業種

その他サービス業

企業規模

1,001名以上

課題

育児/介護 / 男女参画 / エンゲージメント向上

本社機能の一部を淡路島へ移転させ、社員がキャリアプランやライフスタイルに応じて働く場所を選択できる「ハイブリッド・ワークスタイル」を推進。地方でのサテライトオフィス開設や、地域に根差した多様な働き方を創出するプロジェクトを展開しています。

■PDF資料

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【受賞理由】
同社は、2007年4月からテレワークを本格導入した先駆者企業の一つである。
現在のテレワーク実施者は2,358人。実施率は72%に達している。

2017年から 「Do・Co・De・Moワークスタイル制度」を開始。所属部門のオフィス以外にも、自宅の近隣オフィスの活用や在宅勤務ができるうえ、同社が持つ全国のグループ拠点を活用することで、ワーケーションも可能にしている。また本社機能の一部を移転した淡路島には、ワーケーション用の宿泊施設や子ども預かりサービスも用意するなど充実している。

さらに、RPAをパソナグループ計7部門に導入したことにより、業務時間を年間7,370時間以上削減し、業務効率化を実現。生産性の向上も一因となり、業績において売上高も拡大している。(2年前比112.6%、昨年比109%)。
また、6年連続「健康経営度調査ホワイト500」企業に認定され。昨年度(新型コロナ禍発生の1年目)と比べて、メンタルヘルス不調に伴う休職者は約54%減少しているのも特徴的である。

テレワークそのものに関しては、Do・Co・De・Moワークスタイル、フルフレックス。マネジメント、コミュニケーション強化、PCの自動シャットダウン、健康管理やウェルビーイング等の様々なファクターで成果を生んでおり、また各種の研修も整備されている。

さらに地方創生などの社会的課題解決にむけたCSVも視野に、ワーケーションも重点的に促進。ライフイベントの制約を受けやすい女性の継続就労や活躍支援も展開していることは評価できる   
パソナグループの取り組みは、長年にわたり他企業の模範となる事例が多い点も評価された。

<表彰式>


https://www.pasonagroup.co.jp/