社団法人 日本テレワーク協会
  1. ホーム
  2. 協会の活動
  3. テレワーク川柳


一般社団法人日本テレワーク協会(会長:栗原 博、所在地:東京都千代田区、以下日本テレワーク協会)は、「人とデジタルのコラボで多様な働き方ってありかも!」をキャッチフレーズに、テレワークという働き方に広く親しみを持っていただき、より一層身近な働き方として社会全体に普及促進していくことを目的として、今年度も「テレワーク川柳」を公募いたしました。

本年度第10回の節目を迎えたテレワーク川柳2024は全国の皆様から3,577作品の応募がございました。テレワークの社会定着ぶりやそれに伴う課題を、ウィットに富んだ日常感あふれる視点で切り取った力作ぞろいでございました。

協会ならびに協会会員による審査にあたっては、笑いが絶えないとともに大変苦慮した選定過程となりましたが、厳正なる審査の結果、以下の各作品が入選となりましたので、選定にあたってのコメントと共に、発表いたします。

 

◇ テレワーク川柳2024選定にあたって(総評・主催者コメントに代えて) ◇

おかげさまでテレワーク川柳2024は、記念すべき10回目を迎えることができました。今年も全国の皆さまから、3,577作品ものご応募をいただきました。

今回は、地域活性化への期待や転職・就職をテーマにした作品が多く寄せられたほか、出社回帰の流れやシェアオフィスなど第3の場所の活用、さらにはワークとライフの切り替えの瞬間を鮮やかに切り取った作品も目立ちました。

また、初めて30歳未満を対象としたU30賞を設けたところ、これまでとは違った視点や感性が光る句が多く寄せられました。若者ならではのユニークな行動や考え方が垣間見える作品が目立ち、審査の中でも新鮮な驚きがありました。

皆さまのユーモアや鋭い観察力が詰まった川柳を通じて、テレワークの魅力がより多くの人に伝わり、さらに広がっていくことを願っています。今年もたくさんのご応募、本当にありがとうございました!

【会長賞】1作品

◇ ちゃん付けで 呼ぶな母ちゃん オレ課長

                     マコピー

【優秀賞】2作品

◇ 終業の 合図は「お風呂が 沸きました」

                     凛香

◇ テレワーク 上がる効率 減る離職

                     ミファ

【U30賞】2作品 ※年齢30歳未満の方からの応募作品より選出

◇ 寝てません アピールのため 即返信

                     ふゆみ

◇ 転職時 必須項目 テレワーク

                     なな

【テレワーク川柳賞】7作品

◇ 気をつけろ 仕事とマイクの ONとOFF

                     こころ

◇ 説教中 切れる都合の いいWi-Fi

                     チーチー

◇ 田舎にも 光を当てる サテライト

                     山宗雲水

◇ 忘年会 はじめましての ご挨拶

                     しゅうさん

◇ WEB会議 妻がカンペで 「何か言え!」

                     ワンダ

◇ 移住する 背中を押した テレワーク

                     置楽

◇ パソコンと 電波届けば そこ職場

                     具蔵

【佳作】19作品

◇ テレワーク すすめる企業 あがる株  ちゃめっけ魔人
◇ テレワーク やめる判断 誰のため  のぼ丸
◇ 二刀流 在宅介護 テレワーク  森の風
◇ テレワーク ゆとりが増した 家事育児  まあ坊
◇ 古里で 親孝行の テレワーク  ろくすけ
◇ なんたって 通勤時間 ゼロの勝ち  FUU
◇ 宅配の 人に優しい テレワーク  くずれ荘管理人
◇ おじ達は 会社に集い 手でワーク  笑うカメ
◇ リモートを 出来ぬ幹部は 社の患部  春蚊秋冬
◇ カメラON パパから部長に 変わる朝  山宗雲水
◇ 通勤を 無くしたわが社に 金メダ ル  名月パンダ
◇ 子の夢が 公務員から テレワーク  けんちゃん
◇ 椅子、マウス こだわりだした 三年目  けんちゃん
◇ ありがとう 在宅で知る 妻の苦労  はんぷー
◇ 昼休み マジでガチ寝で すっきりと  いそ
◇ 離島から 世界動かす 新時代  幸島
◇ 夫婦旅 俺テレワーク 妻観光  もふもふ
◇ 辞めたのか 違う父さん テレワーク  実在主婦
◇ 気づいたら 家を出てない 一週間  さきみち

上位入賞作品と合わせて、日本テレワーク協会テレワーク川柳ホームページにてご覧いただけます。

 テレワーク川柳|日本テレワーク協会 (japan-telework.or.jp)

入賞作品一覧(フライヤー:PDF形式)は、以下からダウンロード可能です。

なお、入賞作品の著作権は、一般社団法人日本テレワーク協会に帰属します。

 

テレワーク川柳2024入賞作品一覧
 
テレワーク川柳2024入賞作品一覧
報道発表資料

報道発表資料

お問合せ

一般社団法人日本テレワーク協会 テレワーク川柳2024事務局 岩田祐一 e-mail:telework-senryu@japan-telework.or.jp

 


過去の審査結果と受賞作品

2023年度グランプリ:『テレワーク やめたわが社に さようなら』

 第9回を迎えた2023年(令和5年)は、家族や上司との関係をコミカルに表現している句、今年大リーグで流行した○刀流的な句、オフィス回帰による様々な感情や出来事を表現した句が目立ちました。

詳しくはこちら

2022年度グランプリ:『会議室 行ってみれば 我一人』

 第8回を迎えた2022年(令和4年)は、一昨年度から続く新型コロナウイルスの感染症対策がまだ必要ではありますが、規制等が解除され、テレワークに関しては、コロナ前に戻した企業、状態を維持した企業、更に前進させた企業に分かれてきています。

詳しくはこちら

2021年度グランプリ:『田舎でも 本社勤務の チャンス来た』

 第7回を迎えた2021年(令和3年)は、昨年度から続く新型コロナウイルス感染症対策、また、オリンピックやパラリンピック等の大イベントが実施されたことなどにより、在宅勤務を中心として、更にテレワークを実施する企業が増加しました。テレワークが続くことで、対面してコミュニケーションすることの大切さも認識され、暮らし方にも変化が見えてきました。

詳しくはこちら

2020年度グランプリ:『リビングが 3社の集う シェアオフィス』

 第6回を迎えた2020年(令和2年)は、年度当初より、緊急事態宣言と称して、新型コロナウイルスによる本格的な対策が行われ、企業はすべて出社を、テレワーク、在宅勤務に変えなければならなくなりました。本年の川柳を募集をしたところ、今年度は例年よりも多くの応募をいただき、内容もこの5年間とは大きく変わってまいりました。

詳しくはこちら

2019年度グランプリ:『モバイルの やり方わからず 出勤し』

 2019年(令和元年)は、東京都が2020年(令和2年)のオリンピック・パラリンピックに向けて、テレワークを交通混雑の緩和に利用しようと本腰を入れて動き出した年です。
 これから、いよいよテレワークは本番となり、1週間のうち1日という事ではなく、出勤する日が1週間に1日となる日が来るのもそう遠くはないと感じた新型コロナウイルス感染症直前の第5回テレワーク川柳となっています。

詳しくはこちら

2018年度グランプリ:『できるじゃん 工場勤めの オレにでも』 

 テレワーク取り入れるようプロジェクトを作るところが多くなり、大企業で全社一斉にテレワークを取り入れたところも出てきて取り敢えずはオリンピックに向けてテレワーク導入しようと、一斉に大きく動き始めたのが、2018年である。この第4回のテレワーク川柳は、こうした中、前回までとは少し異なった傾向が見て取れた。「テレワーク」という言葉が普及し始め、テレワークを本格的に使っている方々の応募が多くなってきました。

詳しくはこちら

2017年度グランプリ:『終業の 合図は子とする ハイタッチ』 

 テレワークという言葉が少しずつ皆様に広まっているようで、いよいよ働き方改革も本格的に動き出していると思われた第3回テレワーク川柳。
 いよいよテレワークが、働き方の一部に取り入れられる事によって、全てによい影響を生み出していくことは、当たり前の事であり、これからの人々の働き方の変革の中心になるのではと予感させていた2017年です。

詳しくはこちら