株式会社ショーケース


第23回テレワーク推進賞 実践部門/奨励賞 受賞

業種
情報通信業
企業規模
31~100名
課題
育児/介護 / 生産性向上 / 採⽤と定着
月2万円のテレワーク手当の支給や、コアタイムのないフルフレックス制度を導入。居住地を問わず働ける「全国フルリモートワーク制度」も開始し、全社的にテレワークを基本とする働き方を徹底。採用活動もフルオンラインで実施し、全国からの人材獲得に繋げています。
【受賞理由】
企業と顧客をつなぐプラットフォーム「おもてなしSuite」シリーズなどのSaaS事業を展開する同社は、2018年からテレワークのトライアルを開始し、2020年2月から本格導入した。
同社は、トップダウンによるテレワーク推進により、リモートワーク率が30%から95%に拡大。
特に、地方在住型を含めたフルリモートワークが特徴である。
また、育児や介護など家庭の事情等を考慮し、退職せずにすむように転居を認める地方在住型テレワークは、地方を中心とした人材の獲得やリテンションなどに関する成果はこれからとしても、人材の確保・定着に効果を発揮していくものと捉えている。
従業員・有期雇用労働者・短時間労働者・派遣社員など多彩な雇用形態を実現しながら、いずれもテレワーク率100%を達成。また、この間のテレワーク実施に関するノウハウを外部に積極的に公開しているのも評価された。リモートワーク推進企業との協働ウェビナーによる啓発・普及促進活動の実施や、使途自由なリモートワーク手当月額2万円の支給。コアタイムのないフレックスタイムの実施など、施策も細かくフォローされている。
なお同社は、メディアやセミナー等での情報発信が多く、また地方採用や働く女性の生きやすさなど、今回の応募テーマの「わくわく」「いきいき」と合致する取り組みについても積極的に発信している。テレワークを実施する段階で発生する様々な課題を解決してきた企業モデルとも言え、他への参考となる取り組みであると評価された。