社団法人 日本テレワーク協会

タブレット導入と情報共有ツール活用で生産性向上と連携強化 (B社)

導入企業情報

企業名:B社
業界:製造業
従業員規模:12名

事業概要: 精密部品の設計・製造・加工

導入前の課題(ビフォー)

    • 紙の図面や作業指示書が多く、最新版を探したり持ち運んだりするのが大変だった。
    • 作業日報や品質チェックが手書きで、後でデータをまとめたり分析したりするのに時間がかかっていた。
    • 設計担当と現場の間で、情報が伝わるのに時間がかかったり、認識のズレが起きやすかったりした

取り組み内容・導入したDX施策 (アクション)

    • 製造現場のスタッフにタブレット端末を配布。
    • 図面、作業指示書、マニュアルなどをデータ化し、タブレットで見られるようにした。
    • 作業の実績や品質チェックの結果を、タブレットから直接入力できる簡単なシステム(またはアプリ)を導入。
    • 社内SNSやビジネスチャットツールを導入し、部署間の連絡や情報共有をリアルタイムで行えるようにした。

      ソリューション概要図: [導入システムの概要図]

導入後の成果・効果 (アフター)

    • 図面や指示書を確認する時間が短くなり、いつでも最新の情報を見られるようになった。
    • 紙を使う量が減り、報告書作成やデータ入力の手間がかなり削減された。
    • 現場の状況がすぐに共有されるようになり、部署間の連携がスムーズなって、問題が起きたときも素早く対応できるようになった。
    • 集めたデータを、工程の改善や品質アップに活かしやすくなった。
    • 従業員がデジタルツールに慣れてきて、さらにDXを進める良いきっかけになった。

成功のポイント・工夫した点

    • 現場のスタッフの意見を聞きながら、使いやすいタブレットアプリを選んで導入した。
    • 導入前にしっかり操作説明を行い、特にデジタルツールに不慣れな従業員へのサポートを手厚くした。
    • 情報共有ツールの使い方ルール(いつ報告するか、どう連絡するかなど)を分かりやすく決めた。

社長の声
「社員が紙の資料を探したり、わざわざ事務所に戻ったりする手間がなくなって、現場での作業がすごく楽になりました。チャットで設計担当にすぐ質問できるのも便利ですね。」

 関連情報

「業界から探す」に戻る

B社ウェブサイト