「働き方改革」から「働き方DXへ」
~攻めの「働き方DX研修」で、組織を次のステージへ~
「長時間労働を是正しても、生産性が上がらない…」
「若手が定着せず、イノベーションも生まれない…」
「DXの必要性は分かるが、何から手をつければいいか分からない…」
多くの企業が取り組んできた「働き方改革」。しかし、その多くが労働環境の改善に留まり、企業の成長に不可欠な「生産性」や「付加価値」の向上という成果に繋がっていないのが実情ではないでしょうか。AIの覇権争いが激化し、産業構造が再編されつつある今、求められるのは小手先の改善ではありません。組織を運営するオペレーティング・システム(OS)、すなわち「スキル」「制度」「文化」を変革し、具体的な行動に繋げる「働き方DX」へと進化させることが、企業の未来を左右する「生存戦略」です。
「知識」で終わらせない、「行動」を変える組織変革プログラム
私たち日本テレワーク協会が提供する「働き方DX研修」は、単なるITツールの使い方を学ぶ場ではありません。経済産業省の「デジタルスキル標準」に準拠した信頼性の高いプログラムで、従業員一人ひとりが主役となり、組織のOSを三位一体で変革します。
【スキル (人の変革)】
全社員がDXを「自分ごと化」するための土台を築きます。
【制度 (仕組みの変革)】
「時間」ではなく「成果」で評価される制度や働き方を設計します。
【文化 (土壌の変革)】
心理的安全性を確保し、誰もが失敗を恐れず挑戦できる文化を育みます。
この研修のゴールは、参加者全員、経営層、管理職、一般社員が「明日から現場で実践するアクションプラン」を策定し、変革のサイクルを自ら回し始めることです。
年間休日40日増でも売上UP。成功事例が理論を裏付けます。
本研修の理論は、机上の空論ではありません。実際にDXで成果を上げた、多様な業界の成功事例を学び、自社への適用方法を考えます。
【小売業(自動車販売)】
深刻な採用難に対し、「まず休みを増やす」という逆転の発想で働き方を変革。年間休日を40日増やしたにも関わらず売上は増加し、残業は半減。以前は応募ゼロだった新卒採用が毎年実現する「選ばれる職場」へと変貌しました。
【不動産業】
コロナ禍で対面営業が困難になる中、オンライン接客専門チームを発足。驚くべきことに、入社2年目の社員がベテランの倍以上の売上を叩き出し、チームは発足後わずか半年で全社トップの売上を達成しました。
【運輸業】
運転手不足と慢性的な赤字という危機的状況に対し、AIを活用したオンデマンドバスを導入。大幅な省人化を達成しただけでなく、年間1万人以上の新たな外出機会を創出し、地域に貢献する事業へと生まれ変わりました。
研修前 (Before) |
研修後 (After) |
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従業員 |
指示待ちで、変化に受け身。日々の業務に追われ、疲弊している。 |
会社の目標を自分ごと化し、主体的に業務を改善。データやツールを武器に、新しい挑戦に取り組んでいる。 |
管理職 |
部下の労働時間で成果を管理。マイクロマネジメントに陥りがち。 |
部下の成長を支援するコーチ役。チームの心理的安全性を高め、生産性と創造性を拡大している。 |
組 織 |
部門間の壁が高く、連携不足。前例踏襲の文化が根強い。 |
全社でDXの共通言語を持つ。挑戦を称え、失敗から学ぶ文化が醸成され、変化への迅速な対応が可能となる。 |
研修プログラム概要
御社の課題やご状況に合わせ、最適なプログラムを設計します。
対象 | 経営層、管理職、一般社員の皆様 |
時間 | 基本期間は1日~1.5日集中コース(合計8~10時間程度)ですが、詳細はプログラム設計する中でご相談の上、決定します。 |
内容 | 国の指針等に基づいた講義、対話で「自分ごと化」するワークショップ、具体的な「アクションプラン」の作成 |
費用 | お一人様 85,000円(税別) |
※厚生労働省の「人材開発支援助成金」等の対象となる可能性があり、申請手続きのご相談も承ります。
講義プログラム
プログラムを例示します。詳細はご要望等を踏まえ設計します。
時間 |
学習項目 |
具体的な内容 |
手法 |
9:00~9:40 |
第1章:なぜ今、働き方DXなのか? |
VUCA時代や労働力不足といった環境変化を理解し、従来の働き方改革を超えた「働き方DX」の必要性を学ぶ 。ワークショップを通じて職場の課題を共有し、当事者意識を高める 。 |
講義 ディスカッション ワークショップ |
9:40~10:20 |
第2章:働き方DXがもたらす価値と未来 |
DXが「組織」にもたらす競争優位性の確立と、「従業員」にもたらす働きがいと成長の実現について学ぶ。 成功事例から自社が目指す未来像を描く 。 |
講義 事例研究 グループワーク |
休憩(10分) |
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10:30~11:50 |
第3章:働き方DXを支える「スキル」の理解と習得 |
国の指針「デジタルスキル標準(DSS)」を基に、全ビジネスパーソンに求められるマインド・スタンスとリテラシー(Why, What, How)を体系的に学ぶ 。 |
講義 演習 |
昼休憩(60分) |
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12:50~14:00 |
第4章:働き方DXを推進する「工夫・制度」の設計 |
スキルを活かすための組織的な「工夫」と「制度」を学ぶ 。テレワーク・ABW 、BPR 、人事評価 、リスキリングなど、変革を支える仕組みを設計する視点を養う 。 |
講義 演習 |
14:00~15:00 |
第5章:働き方DXを実現する「組織文化」の醸成 |
DX成功の最も本質的な要素である「組織文化」に焦点を当てる 。挑戦と学習を促す文化(心理的安全性 )、DE&I文化 、情報共有とコラボレーションの文化の醸成方法を学ぶ 。 |
講義 ワークショップ |
休憩(10分) |
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15:10~16:20 |
第6章:働き方DXの実践と行動変容に向けて |
研修の学びを「知識」で終わらせず、「実践」と「行動変容」に繋げる 。研修全体の学びを再確認し、明日から始める具体的なアクションプランを作成する 。 |
講義 個人ワーク グループ共有 |
16:20~16:40 |
質疑応答、クロージング |
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16:40~18:00 |
修了検定試験 |
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講師紹介
大手通信会社にて法人営業、米国IBM本社出向、国際通信事業やセキュリティ事業の立ち上げなどを歴任。明治大学法学部での非常勤講師も務めた。2018年より現職へ出向し、「テレワークスキル標準」の策定や「働き方DX教本」の作成など、日本の働き方変革の第一線で活躍。一般社団法人日本デジタル起業協会 代表理事も兼任。豊富な実務経験と公的な知見に基づき、実践的なDX推進を支援します。 |
日本テレワーク協会 主席研究員 大沢 彰 |
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▶ お問い合わせ・お申し込みはこちら
日本テレワーク協会 窓口 guide@japan-telework.or.jp (お手数ですが、@を半角に替えてください)
時間や場所にとらわれない働き方「テレワーク」を円滑に進め、多様な人材が活躍できる組織を作るためには、働き方そのもののスキルアップが不可欠です。「テレワークスキル標準研修」は、テレワークを本格導入・定着させるための具体的なスキルや手法、そしてこれからの組織文化形成に必要な知識を体系的に学ぶことができるプログラムです。