テレワークとは
~人とデジタルのコラボによる多様な働き方を目指します~
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことですが、今後はテクノロジーの更なる高度化により、人とデジタルがコラボする多様な働き方として進化すると考えております。
テレワークには働く場所に応じて、自宅等での在宅勤務、移動中のモバイルワーク、サテライトオフィスやコワーキング等テレワーク施設でのワークという分類があったものに、近年では応用分野として、地方創生テレワーク※1やワーケーションなども加わっていると認識しています。
またテレワークは遠隔で働くという意味ですので(「tele=遠隔」と「work=働く」)、農業、医療、建設業、製造業、教育など、テクノロジーを活用して現場業務を遠隔から遂行することもそれに含むものと考えます(例:遠隔農業ついては株式会社NTTアグリテクノロジーの事例を参照)。
さらに日本でもデジタルノマドビザ※2が発行されることで、ノマドワーカーが身近になるなど、今後もテレワークは更なる広がりを見せるものと期待しています。
※1 地方創生テレワークとは、地方におけるサテライトオフィスでの勤務等の地方創生に資するテレワークであり、 地方の活性化に貢献するものです。(内閣府ホームページ(地方創生テレワーク)より転載)
※2 在留資格「特定活動」(デジタルノマド(国際的なリモートワーク等を目的として本邦に滞在する者)及びその配偶者・子)のこと。
在宅勤務
自宅を就業場所とする働き方。通勤時間の削減、移動による身体的負担の軽減が図れ、時間の有効活用ができる。
モバイルワーク
電車や新幹線、飛行機の中等で行うもの、移動の合間に喫茶店などで行うものも含み、業務の効率化に繋がる。
サテライト/コワーキング
企業のサテライトオフィスや一般的なコワーキングスペースで行うもの。企業が就業場所を規定する場合も、個人で選択する場合も含む。
ワーケーション
リゾートなどバケーションも楽しめる地域でテレワークを行うこと。ビジネスの前後に出張先などで休暇を楽しむブレジャーも含む。
企業や組織の業務内容や役割分担、働く個人を取り巻く環境によって、最適なテレワークの取り組み方は様々です。自社にとって、ご自分にとって最適な働き方とはどのようなものなのか、テレワークをどう活用するのか、ワーケーションにも是非チャレンジしていただき、探していっていただければ幸いです。 |