
時間や場所にとらわれない働き方「テレワーク」を円滑に進め、多様な人材が活躍できる組織を作るためには、働き方そのもののスキルアップが不可欠です。「テレワークスキル標準研修」は、テレワークを本格導入・定着させるための具体的なスキルや手法、そしてこれからの組織文化形成に必要な知識を体系的に学ぶことができるプログラムです。
2025年2月安曇野市で初の研修を実施しました 実施報告はこちらからご覧ください
| 【予告】2025年度 新研修のお知らせ | 
| 2025年度に働き方改革とDX(デジタルトランスフォーメーション)を融合させた「働き方DX研修」の提供も予定しております。詳細が決まり次第、改めてご案内いたします。 | 
研修の概要
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 目的 | テレワーク/ハイブリッドワーク円滑化スキルの習得 これからの組織文化形成に必要な知識の習得 働き方見直しの経営課題としての認識共有 | 
| 受講対象 | 企業の経営層、管理職、一般従業員、人事労務担当に推奨 | 
| 研修時間 | 7.5時間 ~ 10時間程度(座学+演習) ※調整可能 | 
| 実施形式 | オンライン形式、対面形式を選択可能(お申し込み時にご相談) | 
| 開催日時 | 随時、お申し込みに応じて開催(ご希望日時をご相談ください) | 
| 使用教材 | テレワークスキル標準策定・研修検定委員会作成、日本テレワーク協会監修 オリジナルテキスト | 
| メリット | 実践的なスキル・手法の習得 組織文化形成に必要な知識の理解 テレワークスキル検定によるスキル証明 各種助成金の対象となる可能性あり(※審査による) | 
カリキュラム(主な内容)
本研修は、以下の「テレワークスキル標準」に基づいた内容で構成されます。
| 章 | 主な内容 | 所要時間(目安)   | 
|---|---|---|
| 1. テレワークの円滑化 | コミュニケーションの意義と効果、経営理念浸透 効果的なコミュニケーションツールの使い方(演習あり) 電子決裁の活用(演習あり) 業務成果と作業方針のすり合わせ(演習あり) オフィスワークとテレワークのメリット・デメリット | 2h ~ 4h | 
| 2. 人事評価 | 人事評価の目的と課題 自律した働き方とMVVの関係 目標設定と評価(業績・情意) | 1.5h | 
| 3. 労務・健康管理 | テレワークにおける労働時間管理 従業員の心身の状況把握 緊急時の連絡体制 | (3と4で) 1h | 
| 4. 作業環境管理 | 従業員が留意すべき点 管理部門が留意すべき点 | |
| 5. 職場における心理的安全性の課題と対策 | 心理的安全性とは何か、その重要性と効果 テレワーク環境下での課題と具体的な対策 | 1.5h | 
| 6. テレワークセキュリティ | 必ず実施すべきこと、やってはいけないこと 困ったときの対処法(中小企業向け手引き準拠) | 0.5h | 
| 7. リスキリング | リスキリングの意義、方法、効果、事例 人材育成としてのワーケーション | (7~9で) 1h~1.5h | 
| 8. キャリアデザイン | 自己分析・理解 キャリア計画の作成と見直し キャリア実現の手段 | |
| 9. 自己管理、コミュニティ活用 | テレワークにおける孤独感への対策 相談できるコミュニティの活用 | 
※研修全体の所要時間は7.5h~10hです。上記は目安であり、研修の進行順序や各章の時間は変更になる場合があります。
講師紹介(例)
本研修は、テレワークや組織開発に関する豊富な知見を持つ専門家が講師を務めます。
|  堤 香苗 (株式会社キャリア・マム 代表取締役 / 日本テレワーク協会 理事) | 女性の多様な働き方を支援する株式会社キャリア・マムを設立。テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰 特別奨励賞受賞(2015年)、テレワークトップランナー2023 総務大臣賞受賞(2023年)。日本テレワーク協会理事、中小企業政策審議会委員などを歴任。テレワーク導入支援や女性活躍推進に関する講演多数。 | 
|---|
| 
 大沢 彰  | 大手通信会社にて法人営業、国際通信事業・マネージドサービス事業・セキュリティ事業の立ち上げ、危機管理、社会課題アプリケーション開発等に従事。米国IBM本社出向経験を持つ。2018年より現職。安心安全テレワーク施設認証プログラム策定、各種テレワーク推進事業を主管。一般社団法人日本デジタル起業協会 代表理事、日本テレワーク学会会員。 | 
|---|
※上記は講師の一例です。研修内容やご要望に応じて最適な講師が担当いたします。
受講者の声(安曇野市トライアル研修より)
2025年2月25日に安曇野市役所および市内企業5社を対象に実施したトライアル研修では、参加者の100%が「大変役立つ」「役立つ」と回答されました。
【具体的なご意見】
・「テレワークとミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の関係性など、組織としてテレワークをどう位置付けるか、企業文化として醸成していくかについて大変参考になった。」
・「コミュニケーションの活性化や組織文化の醸成について、具体的なヒントを得られた。」
テレワークスキル検定(認定制度)
研修で習得した知識・スキルの定着度を測るため、検定試験を実施します。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 目的 | テレワークスキル標準に基づき、マネージャーやワーカーに求められる能力・スキルの習得度を測定する。 | 
| 受験資格 | テレワークスキル標準研修修了者 | 
| 試験内容 | 研修内容(オリジナルテキスト)から出題(選択式40問) | 
| 試験時間 | 60分 | 
| 合格基準 | 7割以上(28問以上)の正解 | 
| 認定 | 合格者に認定証を発行 | 
| 有効期間 | 認定日から2年間(最新知識維持のため、2年ごとの更新推奨) | 
| 認定メリット | 企業・団体: 認定保持者の対外的なアピール 管理職: 多様な環境下でのマネジメントスキル証明 働き手: 働き方スキルの向上、キャリアアップ | 
料金・お申込みについて
2025年4月8日(火)よりお申込み受付開始します。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 研修費用 | 12,000円(税別)/ 1名様 | 
| 検定試験費用 | 1,000円(税別)/ 1名様 | 
| お申込み方法 | Eメール: guide@japan-telework.or.jp 電話: 03-5577-4572 メールには件名「テレワークスキル標準研修 申込」、本文に必要事項(企業名、氏名、連絡先、希望形式・時期等)をご記載ください。 | 
| お支払い方法 | 日本テレワーク協会発行の請求書に基づき、銀行振込 | 
| キャンセルポリシー | 研修実施予定日の7営業日前(土日祝除く)まで無料。 それ以降は全額をお支払いいただきます。 | 
助成金について
本研修は、以下の助成金の対象となる可能性があります。
-東京都
・DXリスキリング助成金
-厚生労働省
※助成金の利用可否や申請手続きについては、各制度の実施主体にお問い合わせください。申請に関するご相談は、お申し込み時にも承ります。
よくあるご質問(FAQ)
PCスキルはどの程度必要ですか?
特別なスキルは不要ですが、日常業務でPC(メール、文書作成、Web会議ツールなど)を使用されていることが望ましいです。複数名での申し込みは可能ですか?
はい、可能です。本研修は企業・団体単位、または部署単位でのお申込みを基本としております。効果的な演習のため、1回あたり10名~15名程度での実施を推奨しております。助成金申請のサポートはありますか?
申請手続きそのものの代行は行っておりませんが、申請に必要な研修内容に関する情報提供など、可能な範囲でご相談に応じます。お申し込み時にその旨お伝えください。
お問い合わせ
本研修に関するご質問・ご相談は、下記までお気軽にお問い合わせください。
日本テレワーク協会 研修担当
Eメール: guide@japan-telework.or.jp
電話: 03-5577-4572
 
		






 
															

