2025.12.23

日本テレワーク協会地方創生研究部会
「【第３回】全国自治体DX・地方創生事例セミナー」申込開始！

日本テレワーク協会地方創生研究部会
第３回「全国自治体DX・地方創生事例セミナー」

日本テレワーク協会では今年度、「全国自治体DX・地方創生事例セミナー」を開催します。第３回目となる今回は、住民・地域・企業・行政をつなぐ地域共創型のデジタルプラットフォーム「佐賀市公式スーパーアプリ」、AIを使って省人化と利便性をもたらすAIオンデマンドバス、網走市の「どこバス」の、二つの自治体DX・地方創生事例をご紹介します。
※40秒の動画もご覧ください。

自治体や企業のご担当者の皆さまにとって、働き方改革や地方創生のヒントが満載のセミナーです。参加費は無料、事前申し込みが必要です。ぜひご参加下さい。

開催概要　※ご案内チラシはこちら

開催日時	2026年2月24日(火) 13:30～15:00
開催方法	Web形式(ウェビナー)　<zoom> ※お申し込み後に、事務局よりセミナー当日の参加URLをお送りします。
参加費	無料
参加方法	Google Form からの事前申し込み下記ＱＲコードからもお申込みいただけます。 ※フォームからのお申込みができない方は、こちらの様式に記入の上、事務局（guide@japan-telework.or.jp）までご送付願います。
スケジュール	13:30-13:35 オープニング・協会からのご挨拶 13:35-14:05　第1部　　「地域共創型プラットフォームみんなで創る!『佐賀市公式スーパーアプリ』」 14:05-14:15　質疑応答 14:15-14:45　第2部　　「AIオンデマンドバス導入で地域課題の解決と乗客の利便性向上!」　 14:45-14:55　質疑応答 14:55-15:00　エンディング

講演内容

【第一部】　佐賀県佐賀市
13:35-14:15 (講演30分+質疑応答10分)

【第二部】　北海道網走市
14:15-14:55 (講演30分+質疑応答10分)

講演詳細

地域共創型プラットフォーム

みんなで創る！「佐賀市公式スーパーアプリ」

全国の地方都市が直面する人口減少という社会構造の変化する中で、佐賀市は、社会課題をイノベーションと発想の転換で解決する「地域共創型のデジタルプラットフォーム」として「佐賀市公式スーパーアプリ」を構築。これは単なる行政サービスDXにとどまらない、地域のあらゆる情報・サービス・人をつなぐみんなの「デジタルタッチポイント」です。住民・地域・企業・行政が相互にパートナーとして参画し、誰一人取り残さない、住民一人ひとりの幸福度（well-being）が向上する持続可能な地域社会を目指します。

AIオンデマンドバス導入で

地方課題の解決と乗客の利便性向上！

網走市では、多くの自治体が直面する課題同様、人口減少・高齢化、マイカー普及により路線バス利用者は年々減少していました。また、バス運転手の不足・高齢化も深刻な問題で、将来的な路線維持に大きな不安を抱えていました。

網走バス㈱では、運転手を増やす努力と並行して、少ない運転手で維持できる交通の仕組みを作るため、大型バスによる定時定路線スタイルから、小型車両によるAIを活用した予約型のオンデマンドバスへと舵を切りました。

実証運行開始から６年、利用者は年々増加し、省人化と利便性向上とともに地域にとってプラスの波及効果をもたらしています。

登壇者

菅　祐亮（すが・ゆうすけ）氏

佐賀市　政策推進部ＤＸ推進課　スマートシティ推進室長

【プロフィール】

2001年に佐賀市役所に入庁。市民税課、商業振興課を経て、保険年金課で国民健康保険の運営に携わる。2016年から2018年までは、佐賀県国民健康保険課へ出向。2019年から高齢福祉課の介護予防事業に携わり、2022年から現職。スマートシティ実現に向けた事業全般を統括。佐賀市公式スーパーアプリの構築から携わっている。

伊藤　淳（いとう・あつし）氏

網走市観光商工部商工労働課　主査

【プロフィール】

1970年生まれ。民間企業でシステムエンジニアとしてCADなどのアプリケーションやプリンタドライバを開発。2002年に網走市役所に入庁。税務、北海道庁へ出向、財政、教育、水道、スポーツ課を経て、現在商工労働課で公共交通を担当。運転手確保に対する交通事業者への補助や、郊外地区の移動手段確保対策として、乗り合いタクシーの実証運行事業、さらに将来の運転手不足を見据え自動運転バス導入に向けた実証運行事業に取り組んでいる。