社団法人 日本テレワーク協会
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釜石ワーケーション施設「Nemaru Port」を見てきました

2022年12月22日~23日に、釜石ワーケション施設「Nemaru Port」(ネマルポート)を視察しました。

釜石市は日本最古の製鉄所が建設された街です。2019年にラクビーワールドカップが開催されるなど、着実に復興まちづくりへ取り組まれています。

釜石のロケーション

東京駅から新幹線で約5時間。新幹線を降りてから釜石線では大雪でしたが、海沿いである釜石駅には雪はありませんでした。

 

 

釜石ワーケション施設Nemaru Port

かつて和菓子店だった建物をリノベーションしてできたワーケーション施設です。
Nemaru Portの名前の由来は、釜石地方の方言で、『ゆっくりしていく、家に寄っていく』という意味の「ねまる」という言葉に由来しているそうです。


⚫ 延床面積:36.3㎡(10.98坪)
⚫ 営業時間:9:00~17:00
⚫ 利用方法:完全予約制

 



テラススペースではリラックスした環境で仕事ができます。
屋外ではオカムラの大容量バッテリーを使ってノートPCに必要な一日分の電力が提供可能です。

 

夜はマミーというお店で懇親会。名物「うにしゃぶ」は絶品でした。
しめにアカモク麺とおじやパスタが付いており、これだけでおなか一杯でした。

 

 

釜石DMC

かまいしDMC河東社長より、海の近くの魚河岸テラスでお話を伺いました。
かまいしDMC

 

 

かまいしDMCは地域活性化を目的に、観光地域づくり法人DMOとして設立されました。
令和3年、コロナ禍にあってもここにしかない以下のようなプログラムで1000名を超える企業研修を実施しました。
 ・復興まちづくりプログラム
 ・災害危機管理プログラム
オープン・フィールド・ミュージアム(釜石全域を「屋根のない博物館」と見たてた観光地域コンセプト)構想により、復興を促進しています。

 

 

魚河岸テラス前の海は人気の釣り場でサバ、スルメイカ、ヤリイカが釣れるそうです。

 

うのすまいトモス(いのちをつなぐ未来館)

震災の出来事や教訓とすべきことを伝えるとともに災害から未来の命を守るための防災学習を推進する施設です。
当時中学生で、実際に避難を経験された川崎さんにお話を伺いました。
研修プログラムでは実際の津波発生時、どのような行動をとるかを制限時間内に決めるなど、緊迫感のある内容で行っているとのこと。

 

 

釜石復興スタジアム

ラクビーワールドカップ2019開催スタジアムです。
寒さに強い天然芝を使っており、選手からもコンディションに高い評価をもらっているとのこと。一般向け利用料金は1万円程度/時間となっており格安です。

 

 

おまけ 釜石大観音

電車まで少し時間があったので、大観音を駆け足で登ってきました。観音様からの眺めは良かったです。

 

 

 

by若m